令和8年4月27日
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!
腸管出血性大腸菌感染症は、初夏から初秋にかけて患者の報告が増加しますが、気温の低い時期でも発生が見られることから、一年を通じて注意が必要な感染症です。特に、乳幼児が感染すると重症化しやすく 、保育施設や幼稚園等では 二次感染による集団感染 が起こることがあり、施設内での早期の感染対策が重要です。
➢ 腸管出血性大腸菌感染症とは
ベロ毒素を産生する大腸菌 を原因菌とする感染症で、多くの場合は、 おおよそ 3~5 日の潜伏期を 経て、激しい腹痛や下痢、血便などを引き起こします。全く症状がないものから重篤な合併症を起こし、時には死に至るものまで様々です が、乳幼児が感染した場合には、 重症化しやすいた め 注意が必要です。 血便や下痢等の症状を呈する場合は、速やかに 医療機関を受診 しましょう。
➢ 感染経路
感染経路は「食中毒」と、「感染症」の 2 つに大別されます。 保育園や幼稚園 等 の 保育 施設では 、「感染症」による二次感染が主な原因です。
➢ 感染対策
・食事前、用便後、おむつ取り替えの後は、 手洗い を徹底しましょう。
・血便や下痢等の症状を呈する園児がいないか、園児の健康状態について、十分注意しましょう。
・登園前に、血便や下痢等の症状を呈していることが分かっている場合には、保護者に早めの受診を促し、登園については、医師の指示を仰ぐようにしましょう。
・肉などは十分に加熱しましょう。(生レバー等の喫食は避けましょう。)
・生肉を扱った手、まな板、包丁などの器具は必ず殺菌・消毒をし、果物やサラダなど生
で食べる食品や調理済みの食品は汚染しないようにしましょう。
腸管出血性大腸菌は、牛などの動物の腸管にいる菌です。 牛肉や牛レバーなどの生食や加熱不十分な肉類 を喫食することにより感染します。また、食肉から二次汚染した食品が原因となることもあります。
食中毒
患者の便で汚染した寝具やおむつ等の世話をした人の手洗いが不十分なことから、手や手で触れたドアノブ、食品を介し
て感染します。また、トイレや風呂、子供用簡易プールによる感染事例も知られています。
感染症
腸管出血性大腸菌感染症はあくまでも経口感染です。手洗いを 行い 、 口に入るものに十分に 注意し、予防しましょう 。
北九州保健福祉局
