逆上がりが…できたっ!


061026_1315~01.jpg 2学期から体育指導で、各学年目標を持って、縄跳びや鉄棒にチャレンジしているのはご存知かと思います。年長さんが逆上がりをやっていました。体の引き付ける力、蹴りだし、腹筋、背筋、タイミング、グルンと宙を舞う怖さ、いろんなものを克服して、『やるぞっ!』って気持ちが大切です。何度も何度も練習します。あとちょっと、もうちょっと…う~んできない…手が少し痛くなってきた…でも、もう一回!
  跳び箱の踏み板を利用して、蹴り上げの力を補助すると、何人か回れる姿がチラホラ。その感覚を忘れないうちに、踏み板無しで回ると、う~ん、できない。もう一回、もう一回、もう一回…自分の番が来る度に、今度こそ…『で・できたっ!』この時の笑顔が、また、たまんないくらい輝いています。逆境にへこたれず、困難に打ち勝って初めて出る、この笑顔。大人が補助してできたって、この喜びは生まれない。自分で壁を打ち破らなきゃ…
 出来た子は、出来た時の感覚を忘れないように、また練習…出来ない子は、出来る子を観察しながら、また練習…互いに刺激しあって、励ましあって、教えあって…出来た喜びを共有する。また、明日も鉄棒という困難に立ち向かっていく、日本一の桃太郎の姿が幾人と見られることでしょう…がんばれっ!いづみっ子!